[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―概要


e-Taxを利用するための手続き(事準備)―手順・方法・仕方の概要・概略・あらまし

e-Taxは、パソコンとインターネットが利用できる環境があれば、すぐに利用を開始できるというものではありません。

まず、e-Taxを利用するための環境を整える必要があり、これは「簡単」にはいきません。

確かに、環境を整えるための、一つ一つの手順自体は大したことはありません。

しかし、クリアしなければならない手順の数が多く、また、手続きの全体像がわかりづらいところがあります。

さらに、税庁のホームページで使用されている用語が難しく感じられ、つい引いてしまうところがあるかもしれません。

 

このページでは、e-Taxが利用できるようになるまでの手続き・手順について、できる限り、その全体像・体系がわかるようにまとめています。

 

e-Taxを利用するための手続きは、次の2つに大別できます。

  1. 電子申請・オンライン申請をするための一般的な手続き―電子証明書を取得する
  2. e-Taxを利用するための特別・特有の手続き

 

煩雑ですが、あせらず、順番に一つ一つ手順を踏んでいきましょう。

先述したように、一つ一つの手順自体は決して難しいものではありません。

 

1.電子申請・オンライン申請の一般的な手続き―電子証明書を取得する

これは、e-Taxに限ったことではありませんが、各種の行政手続きをインターネットで行う(電子申請・オンライン申請)には、まず電子証明書を取得しておく必要があります。

電子証明書にはさまざまな種類がありますが、e-Taxでは多くの電子証明書に対応しています。

ただし、一般的には(つまり、税理士等の専でない限り)、コストが安い、公的個人認証サービス(自治体)が発行する電子証明書を利用することになるかと思います。

この公的個人認証サービスを利用するために、一連の手続きが必要となります。

手続きの流れとしては、大きくは、次の4段階があります。

  1. 住民基本台帳カードの取得(市区町村口)
  2. 電子証明書の取得(市区町村口)
  3. ICカードリーダの準備(購入する)
  4. 利用者クライアントソフト(公的個人認証サービスを利用するための無料ソフトウェア)のダウンロード・インストール

 

詳細については、次のページを参照してください。

公的個人認証サービスを利用するための手続き―具体的手順・方法・仕方

 

2.e-Taxを利用するための特別・特有の手続き

電子証明書が取得できましたら、次は、e-Taxを利用するための特別の手続きを行う必要があります。

この手続きの流れとしては、大きくは、次の5段階があります。

  1. e-Taxを利用するための前提作業
  2. 電子申告・納税等開始(変更等)届出書の提出
  3. 利用者識別番号等の取得
  4. e-Taxソフト(e-Taxを利用するための無料ソフトウェア)のダウンロード・インストール
  5. e-Taxソフトの初期設定

 

2-1 e-Taxを利用するための提作業

まず、e-Taxを利用するための提作業として、次の2つの作業があります。

  1. ルート証明書のダウンロード・インストール
  2. 信頼済みサイトの登録

 

詳細については、次のページを参照してください。

e-Taxを利用するための前提作業

 

2-2 電子申告・納税等開始(変更等)届出書の提出

電子申告・納税等開始(変更等)届出書(「開始届出書」)を、事に納税地を所轄する税務署に提出します。

これは、本人確認のための情報となる「納税用確認番号」や「利用者識別番号」などを設定・取得するための手続です。

 

また、e-Taxのホームページから、オンラインで開始届出書を提出(送信)することもできます。

あとで、どうせ同じ手続き・手順が必要となりますので、ここで開始届出書をオンラインで提出(送信)しておくことをお薦めします。

オンラインで開始届出書を提出(送信)する方法の詳細については、次のページを参照してください。

電子申告・納税等開始(変更等)届出書(「開始届出書」)のオンライン提出

 

2-3 利用者識別番号等の取得

開始届出書を税務署に書面で提出した場合は、日、税務署から利用者識別番号が書面で通知されます。

e-Taxのホームページから、オンラインで開始届出書を提出(送信)した場合は、即座に利用者識別番号がパソコンの画面上で発行(通知)=表示されます。

 

2-4 e-Taxソフトのダウンロード・インストール

e-Taxソフトとは、申告書や各種の申請書・届出書等の様式に準じた入力画面に必要事項を入力することで、データを作成するためのソフトです。

e-Taxソフトを使って作成したデータをインターネットを利用して送信することで、申告書等を提出したことになります。

e-Taxソフトのダウンロード・インストールの方法・仕方については、次のページを参照してください。

e-Taxソフトとは

 

2-5 e-Taxソフトの初期設定

e-Taxソフトは、これを使って作成したデータをインターネットを利用して送信することで、税務上の各種申告・申請等を行うソフトです。

そのため、初めて e-Taxソフトを使用する際には、まず本人確認のために必要な情報をパソコンに登録する作業(初期設定)が必要となります。

e-Taxソフトの初期設定の方法・仕方については、次のページを参照してください。

e-Taxソフトの初期設定

 



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  1. e-Tax
  2. e-Taxのメリット―e-Taxにより税務署に確定申告書等を提出した場合
  3. e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―概要
  4. e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―前提作業
  5. e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―電子申告・納税等開始(変更等)届出書(「開始届出書」)の提出―オンライン
  6. e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―e-Taxソフトのダウンロード・インストール
  7. e-Taxを利用するための手続き(事前準備)―e-Taxソフトの初期設定

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