［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

不動産登記申請の手続き―費用―登録免許税

登録免許税とは

登録免許税の定義・意味・意義

登録免許税とは、登録免許税法に基づき、不動産登記や商業登記などの登記（その他登録、特許、免許、許可、認可、認定、指定及び技能証明）について課せられる国税をいいます。

登録免許税法
（課税の範囲）
第二条 登録免許税は、別表第一に掲げる登記、登録、特許、免許、許可、認可、認定、指定及び技能証明（以下「登記等」という。）について課する。

不動産登記の登録免許税

課税の範囲（課税対象）

不動産登記には、次の２つの種類があります。

1. 権利に関する登記
2. 表示に関する登記

このうち、権利に関する登記については、原則として、登録免許税を納付しなければなりません。

しかし、表示に関する登記については、原則として、登録免許税は課せられません。

納税義務者

不動産の売買等による移転登記など、共同申請による登記の場合は、登記権利者と登記義務者が連帯して納付義務を負います。

登録免許税法
（納税義務者）
第三条 　登記等を受ける者は、この法律により登録免許税を納める義務がある。この場合において、当該登記等を受ける者が二人以上あるときは、これらの者は、連帯して登録免許税を納付する義務を負う。

ただし、当事者間の特約（契約）で、どちらか一方だけが負担することとしたり、負担の割合を定めることができます。

登録免許税額

登録免許税額は、登録免許税法別表第一に定められています。

不動産登記の登録免許税額の算定・算出・計算方法

不動産登記の登録免許税額の計算方法については、次のページを参照してください。

不動産登記の登録免許税額の算定・算出・計算方法

登録免許税の納付

次のページを参照してください。

登録免許税の納付