[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


郵便物―取扱い(配達サービス内容)―特殊取扱(オプションサービス)―速達


速達とは

速達の定義・意味・意義

速達とは、他の郵便物に優先して配達するオプションサービス(=特殊取扱)をいいます。

郵便約款
(速達の取扱い)
第96条 当社は、郵便物をこれと同一の種類に属する他の郵便物に優先して送達する速達の取扱いをします。

速達の趣旨・目的・役割・機能(メリット)

早く配達する

速達にすると、郵便物を通常より半日~1日程度早く配達できます。

休日配達

速達にすると日曜・祝日も配達されます。

速達の出し方(差出方法・表示方法)

郵便局の口に差し出す場合

郵便局の口に差し出す場合は、口の職員に速達にしてほしい旨伝えるだけで大丈夫です。

郵便ポストに投函する場合

速達にするには、表面の右上部に明瞭な赤色の横線(郵便物が縦長の場合または縦線(郵便物が横長の場合)を引けば足ります。

ただし、確実を期するため、「---速達---」という具合に「速達」という文字を記載したほうがよいでしょう。

(速達郵便物の表示)
第98条 速達郵便物には、その旨を示す当社が別に定める表示をしていただきます。
(注) 当社が別に定める表示は、その表面の右上部に朱色の横線(横に長い郵便物にあっては、右側部に朱色の縦線)を明瞭に施すものとします。

速達の位置づけ・体系

速達は、郵便約款が定める特殊取扱(=通常の配達サービスである普通郵便に付加するオプションサービス)のひとつです。

この特殊取扱には、速達も含め、次のようなものがあります。

速達の類似のオプションサービス(=特殊取扱

特に急ぐ場合―翌朝郵便

特にお急ぎの場合は、翌朝郵便を利用します。

翌朝郵便では、差し出した翌日の午10までに配達されます。

なお、新特急郵便では、午中に差し出せば当日の午くらいまでに配達(=当日配達)されますが、所定の取扱い地域内に限られ、また事申込みかつ定期継続利用が必要となります。

したがって、個人的に利用することはあまりないでしょう。

配達日を指定したい場合―配達日指定郵便

郵便物の配達日を指定したい場合には、配達日指定郵便を利用します。

速達の対象

速達は、次に掲げるものに限り、利用することができます。

速達の根拠法令・法的根拠・条文など

郵便約款

速達については、郵便約款(内郵便約款)で規定されています。

速達の料金・利用料金・手数料

速達料金は、郵便物等により異なります。

郵便料金 = 普通郵便の基本料金 + 速達料金

速達料金
郵便物ハガキ手紙 250gまで 270円
1kgまで 370円
4kgまで 630円
ゆうメール 2kgまで 310円
3kgまで 460円



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