[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


建具―開口部―窓―構成―サッシ


サッシとは 【window frame

サッシの定義・意味など

サッシとは、開口部に取り付けるの枠組みをいう。

サッシの位置づけ・体系(上位概念等)

はガラスとサッシで構成される。

サッシの目的・役割・意義・機能・作用など

サッシは雨水の浸入防止(水密性)のほか、気密性・断熱性遮音性などが求められる。

気密性

サッシの気密性にはA-1~A-4の等級がある。

断熱性

サッシの断熱性にはH-1~H-5の等級がある。

遮音性

サッシの遮音性にはT-1~T-4の等級がある。

サッシの分類・種類

サッシは次の3つに種類に分類できる。

  1. アルミサッシ
  2. 樹脂製サッシ(樹脂サッシ)
  3. 木製サッシ

なお、スチールサッシ(鋼性サッシ)もあるが、現在ほとんど生産されていない。

平凡社 『世界大百科事典』

断熱性は、アルミサッシ、樹脂製サッシ、木製サッシの順で高くなる。

1.アルミサッシ

アルミサッシはもっとも一般的に使用されているサッシであり、強度があり、防火性に優れている。

飯島 信樹等共著 『快適な生活をつくる間取りの決め方』 西東社、2010年、136項。

しかし、アルミサッシは熱伝導率が高く、室内の熱を失いやすい(つまり、断熱性が低い)ため、結露しやすい。

2.樹脂製サッシ

樹脂はアルミより熱伝導率が低いため、樹脂製サッシはアルミサッシより断熱性が高く、結露が生じにくい(その結果としてカビなどの発生も防げる)。

また、気密性・遮音性もアルミサッシより高い。

ただし、アルミサッシより価格が高く、また強度も劣る。

3.木製サッシ

木はアルミや樹脂より熱伝導率が低いため、木製サッシはもっとも断熱性が高い。

また、気密性・遮音性もアルミサッシより高い。

なお、木製サッシと樹脂製サッシの気密性・遮音性の比較については、気密性・遮音性については、メーカーや製品、そして、ガラスとの組み合わせにより異なるため、一概には評価できない。

さらに、木製サッシには温かみのある質感もある。

しかし、もっとも価格が高く、また、木製であるため、狂いや腐食が出やすい。

サッシの色

サッシの色は次の4色が基本色である。

  1. ブラック
  2. ホワイト
  3. アンバー
  4. ステンカラー

飯島 信樹等共著 『快適な生活をつくる間取りの決め方』 西東社、2010年、136項。



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