傷害
傷害とは
傷害の定義・意味・意義
傷害(しょうがい)とは、人の身体の生理的機能を害することをいう。
傷害の位置づけ・体系
傷害罪の実行行為
傷害は、傷害罪の実行行為である。
傷害の範囲・具体例
傷害に含まれるもの(該当するもの)
怪我・失神・感染
怪我(ケガ)をさせることはもちろんのこと、めまい・吐き気を生じさせたり失神させること、病気に感染させることなどは傷害に含まれる。
傷害に含まれないもの(該当しないもの)
毛髪等の切除
毛髪・ひげ等の切除は、身体の外観に著しい変化を加えても、生理的機能は害してはいないので、傷害には含まれない。
傷害と関係・関連する概念
暴行
暴行とは、傷害する(=身体の生理的機能を害する)に至らない程度の人の身体に向けた有形力の行使をいう。
具体的には、胸ぐらを掴む、殴る、蹴るなどの暴力である。
判例は、その他室内で日本刀を振り回したり、ケガをさせようと思って石を投げつけたが当たらなかった場合なども、人の身体に向けた有形力の行使として暴行にあたるとしている。
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