［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

自動車税住所変更届（自動車税の住所変更の届出）

自動車税住所変更届とは

自動車税住所変更届の定義・意味・意義

自動車税住所変更届とは、自動車（軽自動車を除く）を持っている人が、引越しなどにより住所変更した場合において、やむを得ずに車検証の住所変更の手続きが遅れるときに、行わなければならないものとされている手続きをいいます。

自動車税の住所変更の届出などとも呼ばれています。

自動車税住所変更届の趣旨・目的・役割・機能

自動車税納税通知書の送付先の変更

自動車税は、自動車の登録（道路運送車両法による登録）に基づいて課税されます。

したがって、自動車税納税通知書は、その登録（車検証記載）の住所へ送付されます。

そのため、道路運送車両法では、自動車の所有者（自動車税の納税義務者）が引越しなどにより住所変更した場合には、自動車の登録（車検証記載）の住所を変更（＝車検証の住所変更）しなければならないものと定めています。

ただし、この車検証の住所変更の手続きは遅れる場合もあります。

この場合、納税通知書の送付先が変わらないために、納税通知書が届かないことになります。

そこで、本届出により、住所変更を届け出ることで、自動車税納税通知書の送付先を変更する必要があります。

自動車税住所変更届の位置づけ・体系

車検証の住所変更の手続きとの関係

自動車税住所変更届は、車検証の住所変更の手続きが遅れる場合に行う手続きです。

したがって、車検証の住所変更の手続きを済ませている場合は、自動車税住所変更届は不要です。

ただし、自動車税住所変更届をしても、車検証の住所は変更されません。

別途、車検証の住所変更の手続きをする必要があります。

住民票の移動の手続きとの関係

住民票の移動の手続きをしても、これとは別に車検証の住所変更（車検証の住所変更の手続きが遅れる場合には自動車税住所変更届）の手続きが必要です。