住所
住所とは 【address】
住所の定義・意味など
住所(じゅうしょ)とは、民法上は各人の生活の本拠をいう。
なお、広辞苑によれば、「住んでいるところ。生活の本拠である場所」と定義されている。
民法
(住所)
第二十二条 各人の生活の本拠をその者の住所とする。
住所の位置づけ・体系(上位概念等)
住民票
住所は市町村に備えてある住民基本台帳に記載される(住民基本台帳法7条7号)。
ただし、住民票の記載等は各人の届出に基づき(または職権で)行うので(同法8条)、届出などにより住民票に記載された住所と「生活の本拠」たる住所とは異なる場合がある。
住所と関係する概念
類似概念・類義語
居所
居所(いどころ)とは、「居るところ。居場所」(広辞苑)という意であるが、民法は「住所が知れない場合には、居所を住所とみなす」と規定している(同法23条1項)。
住所の表記
住居表示と地番
住所は、「住居表示に関する法律」により住居表示が実施されている「区域」については住居表示(◯番◯号)により、それ以外の「区域」では地番(◯番地◯)により表記される。
ただし、地番では住所を特定することはできない。
なお、住居表示実施区域内において、建物を新築または建て替えをしたときと増築等により玄関の位置が変わるときは、住居表示の申請が必要になる。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 5 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ