［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

民事再生―個人再生―手続き―減額手続き

個人再生の減額手続き

個人再生の手続では、まず、住宅ローン以外の借金と住宅ローンに分けて、減額の手続が行われます。

住宅ローン以外の借金

住宅ローン以外の借金については、次のとおり、借金額に応じて返済額が大幅に減額されます。

• １００万円以上５００万円以下の場合…最大１００万円に
• ５００万円を超え１５００万円未満の場合…最大５分の１に
• １５００万円以上３０００万円以下の場合…最大３００万円に
• ３０００万円を超え５０００万円以下の場合…最大１０分の１に

このように減額した借金を、原則として３年分割で支払っていくことになります。

ただし、特別の事情がある場合には５年まで延長できます。

住宅ローン

住宅ローンについては減額されません。

しかし、返済期間を延長することは可能です。

これにより、支払いの負担を減らしながら、住宅は失うことがないというメリットがあります。