自動車検査
自動車検査とは
自動車検査の意味・意義・定義など
自動車検査とは、国が、個々の自動車が保安基準に適合することを定期的に確認するための検査をいいます。
なお、道路運送車両法は、定期的な点検整備(1年定期点検など)を行うことを使用者に義務付けていますが、自動車検査はこの点検整備とはまた異なります。
ただし、定期的な点検整備を怠っても罰則はありません。
自動車検査を受けると、自動車検査証(いわゆる車検証)が発行されます。
自動車検査の趣旨・目的・役割・機能
自動車は、走行することにより、また、使用期間の経過等に伴ってその構造・装置が劣化、磨耗します。
そのため、道路運送車両法は、自動車を安全で公害をもたらさない状態に維持しておくために、定期的な点検整備(1年定期点検など)を行うことを使用者に義務付けています。
しかし、自動車の使われ方や自動車の保守管理への取組みもまちまちであることから、自動車の使用者の自己管理責任だけで片付けるには限界があります。
そこで、国が、個々の自動車が保安基準に適合することを定期的に確認するのが「自動車検査」であり、使用者がきちんと自動車の保守管理を行っているかの確認という役割も持っています。
自動車検査の分類・種類
自動車検査には、次の4つの種類があります。
新規検査 | 新たに自動車を使用するときに受ける検査。 または、いったん使用することを中断する手続きをした自動車を再び使用するときに受ける検査。 |
---|---|
継続検査 | いわゆる車検のこと。自動車検査証の有効期間満了後も引き続き自動車を使用するときに受ける検査。 |
構造等変更検査 | 自動車の長さ、幅、高さ、最大積載量等に変更が生じるような改造をしたときに受ける検査。 |
街頭検査 | 整備不良車や不正改造車等の排除のため路上等において行われる検査。 |
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 8 ページ]
- 自動車検査
- 自動車検査―自動車検査証(車検証)とは
- 自動車検査―自動車検査証(車検証)を紛失等した場合の再発行手続き
- 自動車検査の種類―車検
- 自動車検査の種類―車検―車検の方法―ディーラーや自動車整備工場・修理工場などの業者に依頼する
- 自動車検査の種類―車検―車検の方法―ユーザー車検とは
- 自動車検査の種類―車検―車検の方法―ユーザー車検の手続き・手順・方法・仕方
- 自動車検査の種類―車検―車検の方法―ユーザー車検代行(代行車検)とは
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ