学習指導要領解説書

学習指導要領解説書とは

学習指導要領解説書の定義・意味・意義

学習指導要領解説書（がくしゅうしどうようりょうかいせつしょ）とは、生徒に教える学習内容や教育目標を定めた学習指導要領の意味や解釈を詳しく説明するため、文部科学省が作成するものをいう。

学習指導要領解説書の性格・性質

学習指導要領解説書は、学習指導要領とは違って、法的拘束力はない。

学習指導要領解説書の趣旨・目的・役割・機能

教員の授業や教科書作成の指針

学習指導要領解説書は、教員の授業や教科書作成の指針となる。

そのため、教育現場への影響は大きい。

学習指導要領解説書の位置づけ・体系

文部科学省の著作物

学習指導要領解説書は、文部科学省の著作物として位置づけられている。

学習指導要領解説書の改定

学習指導要領解説書の改定に必要な手続きは法律では特に定められていない。

しかし、通常、約１０年ごとに実施される学習指導要領改定に合わせて見直しが行われている。

学習指導要領解説書の経緯・沿革・由来・歴史など

２０１４年１月

尖閣諸島と竹島

文部科学省は２０１４年（平成２６年）１月２８日、中学と高校の学習指導要領解説書を改訂し、尖閣諸島と竹島を「わが国固有の領土」と明記した。

通常であれば、２０１６年度に全面改訂の予定であり、その前の改定は異例のことである。

なお、政治家の中山成彬氏は自身のツイッターで、やっと中学、高校の学習指導要領の解説書に、尖閣と竹島は日本固有の領土と明記された。９年前、文科大臣の私が竹島は日本の領土と教科書に書くべきだと国会で答弁したら、北海道から抗議がきた。北教組は竹島は韓国の領土だと教えていた。と述べている（２０１４年１月２０日付け）