届書作成プログラム―e-Govを利用して届出を提出する手続き―CSV形式届書ファイルを作成し電子添付書類として提出するタイプ―CSV形式届書総括票―識別情報
識別情報とは
識別情報の定義・意味・意義
識別情報とは、CSV形式届書総括票の入力項目の一つで、事業主が申請する場合は事業所整理記号とFD通番を、社会保険労務士が代行して申請する場合は社会保険労務士コードとFD通番を「-」(ハイフン)で結んだものです。
FD通番
FD通番とは、年金事務所が管理のために使用する「001」~「999」といった3桁の連番です。
通常は、FD通番には、「001」と入力しておけばいいかと思います。
届書作成プログラムは、もともとはFD(フロッピーディスク)を利用して届出を行うために開発されたものなので、その名残が残ったものです。
届書作成プログラムの趣旨・目的・役割・機能(位置づけ・体系)
識別情報の位置づけ・体系
年金事務所(日本年金機構)への申請・届出をe-Gov(イーガブ)電子申請システムを利用して行う場合、手続きによっては、別途、届書作成プログラムなどを使って、CSV形式届書ファイル(電子申請用ファイル)を作成したうえ、これを電子添付書類として提出することとされています。
e-Gov(イーガブ)の電子申請システムを利用して届出を提出する場合
この場合の手順は、大きくは次のような流れとなります。
- CSV形式届書総括票をe-Gov電子申請システム(e-Govのホームページ)で作成する
- CSV形式届書ファイル(電子申請用ファイル)を届書作成プログラムで作成する
- 1・2で作成したCSV形式届書総括票とCSV形式届書ファイルを送信する
CSV形式届書総括票は、届書作成プログラムで作成したCSV形式届書ファイル(CSV形式のテキストファイル)の総括票です。
識別情報は、このうち「1.CSV形式届書総括票」の入力項目の一つです。
CSV形式届書総括票は、簡単に作成できるものですが、初めて作成する場合は、この「識別情報」という聞きなれない項目が登場するので、戸惑います。
日本年金機構の電子申請に関するヘルプデスクなど、一般的には、CSV形式届書総括票を作成するにあたっては、届書作成プログラム(磁気媒体届書作成プログラム)でCSV形式届書総括票を作成・印刷し、これを見ながら入力する、という案内・説明が行われています。
しかし、個人的には、このやり方は「無駄」(何でわざわざ…)という感じがします。
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