届書作成プログラム(磁気媒体届書作成プログラム)
届書作成プログラムとは
届書作成プログラムの定義・意味・意義
届書作成プログラムとは、年金事務所や公共職業安定所(ハローワーク)へ提出する各種の届出を、電子申請(e-Gov)または磁気媒体(FD・MO・CD・DVD)を利用して提出する際のデータ(CSVファイル形式※のデータ)を作成するためのプログラムをいいます。
※CSVファイルとは、データをカンマ( , )で区切って並べたファイル形式で、もっとも基本的・汎用的なデータベースのかたちです。
いわゆるデスクトップアプリケーションで、パソコンにダウンロードしてインストールする必要があります。
日本年金機構がそのホームページで無料で提供しています。
正式名称は、磁気媒体届書作成プログラムといいます。
ただし、インストールしてできるアプリケーション名は「社会保険届書作成」となっています。
届書作成プログラムの趣旨・目的・役割・機能(位置づけ・体系)
e-Gov(イーガブ)の電子申請システムを利用して届出を提出する場合
e-Gov(イーガブ)の電子申請システムを利用すれば、年金事務所、公共職業安定所(ハローワーク)、労働基準監督署への各種申請・届出を、インターネットを利用して会社のパソコンから行うことができ、窓口に行く時間・手間を省き、簡易・迅速に行うことができます。
ただし、年金事務所(日本年金機構)への申請・届出をe-Gov(イーガブ)の電子申請システムを利用して行う場合においては、次の2つの方法・方式があります。
- 手続きをe-Govの電子申請システム内ですべて行うことができるタイプ…届出情報をe-Govの入力画面で直接入力する方法
- CSV形式届書ファイル(電子申請用ファイル)を作成し電子添付書類として提出するタイプ…届出情報をCSV形式のテキストファイルにしてこれを提出する方法
このうち、どちらの方法・方式になるかは、手続きの種類ごとに決まっています。
手続きをe-Govの電子申請システム内ですべて行うことができるタイプであれば、紙ベースの様式に準じた入力画面に必要なデータを入力していくだけですので、簡単です。
e-Gov(イーガブ)の電子申請システムを利用する方法・仕方・手順・やり方
しかし、CSV形式届書ファイルを作成し、これを電子添付書類として提出する方式では、まずCSVファイル形式のデータを作成する必要があります。
届書作成プログラムはこのデータを作成するためのプログラムです。
磁気媒体(FD・MO・CD・DVD)を利用して届出を提出する場合
届書作成プログラムはもともとはFD(フロッピーディスク)をはじめとする磁気媒体・電子媒体を利用して届出を行うために開発されたものです。
たとえば、従業員が何百・何千・何万人もいるような会社では、従業員一人一人につき手書きで各種届出を行うことは大変な作業となります。
そこで、パソコンで作成したデータをFD等の磁気媒体・電子媒体に保存し、これを提出することで届出を行うことができるようになりました。
パソコンであれば、社内の他のシステム(人事、給与等)ですでに作成されているデータを活用し、届書に必要なデータを簡易迅速に作成することが可能となります。
なお、届書作成プログラムを必ず利用しなければならないものではありません。
作成するデータは、 要はCSVファイル形式のテキストデータですので、自社等で開発した独自のプログラム等があれば、それを利用してもかまいません。
手続き
CSV形式届書ファイルをe-Govから電子添付書類として提出をする方法・方式の場合
次のページを参照してください。
届書作成プログラムで作成したCSV形式届書ファイルをe-Govから電子添付書類として提出をする手続きの流れ―手順・方法・仕方
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- 届書作成プログラム―e-Govを利用して届出を提出する手続き―CSV形式届書ファイルを作成し電子添付書類として提出するタイプ―CSV形式届書総括票
- 届書作成プログラム―e-Govを利用して届出を提出する手続き―CSV形式届書ファイルを作成し電子添付書類として提出するタイプ―CSV形式届書総括票―識別情報
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