[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


公共職業訓練


公共職業訓練とは

公共職業訓練の定義・意味・意義

ここにいう公共職業訓練とは、ハローワーク(公共職業安定所)で用意されている、さまざまな公共の職業訓練のことです。

公共職業訓練の位置づけ・体系

公共職業訓練は、雇用保険法上の制度です。

雇用保険は、次の3つの制度から成り立っています。

  1. 失業等給付…基本手当(いわゆる失業保険)などの受給
  2. 雇用安定事業…助成金制度(事業主側が利用する制度)
  3. 能力開発事業…公共職業訓練

雇用保険
雇用保険事業)
第三条 雇用保険は、第一条の目的を達成するため、失業等給付を行うほか、雇用安定事業及び能力開発事業を行うことができる。

このうち、公共職業訓練は、雇用保険法第63条で能力開発事業として規定されている制度のことです。

また、この公共職業訓練とは別に、失業等給付の一つに教育訓練給付という制度もあります。

公共職業訓練の使用・利用・活用方法

公共職業訓練は、定年退職や継続雇用でも、働けるうちは、新たな技術を身につけて働きたいという場合などに役立つ訓練制度です。

公共職業訓練の具体例・事例・実例

職業訓練の内容

ハローワークで実施されている職業訓練にはさまざまなものがあります。

訓練の一覧はハローワークにあります。

たとえば、次のとおりです。

  • パソコン(IT)関連(ワードやエクセルなど)
  • ビル管理
  • 庭園施工管理
  • 住宅設備
  • インテリア
  • リフォーム
  • 電気設備管理
  • 金属加工

訓練期間(コース)

訓練期間としては、3カ月コースや 6カ月コースが多いです。

1年以上のコースもある場合がありますが、この場合、自治体によっては授業料がかかることがあります。

実施主体

雇用・能力開発機構や地方自治体、職業訓練(正式名称:職業能力開発校)が実施しているものから、や自治体から委託されて民間が実施しているものもあります。

公共職業訓練の特色・特徴(メリット)

次のページを参照してください。

公共職業訓練の特色・特徴―メリット・長所・利点・有利な点

公共職業訓練を受けるための手続き

次のページを参照してください。

公共職業訓練を受けるための手続き―具体的手順・方法・仕方



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