土地探し―法規制―建ぺい率
建ぺい率とは
建ぺい率の定義・意味など
建ぺい率(けんぺいりつ)とは、建築物の建築面積(同一敷地内に2つ以上の建築物がある場合においては、その建築面積の合計)の敷地面積に対する割合をいう。
建ぺい率 = 建築面積 / 敷地面積 ✕ 100
建築基準法
(建ぺい率)
第五十三条 建築物の建築面積(同一敷地内に二以上の建築物がある場合においては、その建築面積の合計)の敷地面積に対する割合(以下「建ぺい率」という。)は、次の各号に掲げる区分に従い、当該各号に定める数値を超えてはならない。
…
建ぺい率の範囲
車庫(ガレージ)・カーポート
車庫(ガレージ)はもちろんのこと本来はカーポートも建築面積に含まれるので、注意を要する。
建ぺい率の法的根拠・法律など
建築基準法・都市計画法
建築基準法が用途地域ごとに建ぺい率を定めて、制限を設けている。
商業地域については一律に80%と定められているが、商業地域以外の用途地域については複数の建ぺい率が定められており、そのなかから都市計画で定めることになる(都市計画法8条3項2号)。
建ぺい率の目的・役割・意義・機能・作用など
建ぺい率は建築物の密集度をあらわす。
平凡社 『世界大百科事典』
住環境保護と防火
建ぺい率の制限は住環境の保護と防火を目的としている。
建ぺい率と関係する概念
容積率
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