干支―定義―十干
十干とは
十干の定義
十干(じっかん)とは、次の10の要素の総称です。
- 甲
 - 乙
 - 丙
 - 丁
 - 戊
 - 己
 - 庚
 - 辛
 - 壬
 - 癸
 
十干の意味・意義
十干は、陰陽五行説の五行(木・火・土・金・水)のそれぞれに陰陽(陽=兄と陰=弟)を割り当てたものです。
| 陰陽五行説 | 十干 | 日本語 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 五行 | 陰陽(弟・兄) | 意味 | 音読み | 訓読み | |
| 木 | 兄 | 甲 | 木の兄 | きのえ | こう | 
| 木 | 弟 | 乙 | 木の弟 | きのと | おつ | 
| 火 | 兄 | 丙 | 火の兄 | ひのえ | へい | 
| 火 | 弟 | 丁 | 火の弟 | ひのと | てい | 
| 土 | 兄 | 戊 | 土の兄 | つちのえ | ぼ | 
| 土 | 弟 | 己 | 土の弟 | つちのと | き | 
| 金 | 兄 | 庚 | 金の兄 | かのえ | こう | 
| 金 | 弟 | 辛 | 金の弟 | かのと | しん | 
| 水 | 兄 | 壬 | 水の兄 | みずのえ | じん | 
| 水 | 弟 | 癸 | 水の弟 | みずのと | き | 
十干の位置づけ・体系
干支
十干は十二支(じゅうにし)とあわせて干支(えと)といいます。
十干の趣旨・目的・役割・機能
年・月・日
日本では古来から干支=十干と十二支の60種類の組み合わせによって年・月・日を表してきました。
また、生まれ年も干支で表されますので、60歳で一回りすることになります。
これが還暦(暦が還る)の意味です。
順番・序列・等級
順番・序列・等級等を表すのに、現代でも「甲乙丙丁…」が使用されています。
略称
法律の世界(契約書等)では、人物を指すのに「甲乙丙丁…」という表現がよく使用されます。
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