干支―役割―年・月・日―日―丑の日
丑の日とは
丑の日の定義・意味・意義
丑の日(うしのひ)とは、日に割り当てられた干支のうち、丁丑、己丑、辛丑、癸丑、乙丑というように「丑」の文字が付く日をいいます。
日本では、古来から、干支(えと)=十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせによって年・月・日を表してきました。
このうち十干とは、次の10種類の総称です。
- 甲
- 乙
- 丙
- 丁
- 戊
- 己
- 庚
- 辛
- 壬
- 癸
また、十二支とは、次の12種類の総称です。
- 子
- 丑
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
したがって、たとえば、「甲子(きのえね)」などのような組み合わせとなります。
この組み合わせには全部で60種類あります。
そして、この60種類を繰り返し年・月・日に割り当てて用います。
このうち、日に割り当てられた干支で「丑」の付く日が丑の日となるわけです。
丑の日に関する風習・慣習・習俗・風俗等
丑の日は、夏の土用の丑の日や2月と11月の丑の日など、これを特別な日として、行事が行われる場合があります。
平凡社『世界大百科事典』
風物詩
土用の丑の日の鰻(うなぎ)
土用とは雑節のひとつで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の各18日間をいいます。
このうち立秋の直前18日間=夏の土用の期間における丑の日には、鰻を食べる習慣があります。
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