職場のメンタルヘルス
メンタルヘルスとは 【mental health】
メンタルヘルスの定義・意味・意義
メンタルヘルスとは、文字どおり、こころの健康という意味です。
特に、問題となっているのは、職場におけるメンタルヘルスです。
日本では、仕事上のストレス、パワハラ(パワーハラスメント)、セクハラ(セクシャルハラスメント)、いじめなどにより、うつ病など心の病気になる人が増えているといいます。
メンタルヘルス対策
使用者の安全配慮義務の一貫としてのメンタルヘルス対策
2008年(平成20年)3月施行の労働契約法で、法律の明文をもって、使用者が、労働契約上の付随的義務として当然に、労働者に対して安全配慮義務を負うことが規定されました。
この使用者の安全配慮義務には、危険作業などへの対策はもちろんですが、メンタルヘルス対策も含まれるものと解釈されています。
厚生労働省のメンタルヘルス対策―メンタルヘルスケア
厚生労働省では、労働安全衛生法に基づき、労働者のメンタルヘルス対策を推進するため、2000年(平成12年)8月に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」を定めました。
同指針では、メンタルヘルスケア(労働者の心の健康の保持増進のための措置)が適切かつ有効に実施されるよう、メンタルヘルスケアの原則的な実施方法について定められています。
たとえば、職場でストレスのため、メンタルヘルスが不調となり、休業した労働者に対しては、同指針に基づいて、職場復帰を支援する取り組みが求められます。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 2 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ