政党政治
政党政治とは
政党政治の定義・意味・意義
政党政治とは、広義では、政党が議会を通じて政権(=国の政治を行う権力。ここでは特に行政権を指しています)を獲得するという政治のあり方をいいます。
特に、議会(下院)の多数党となった政党が与党(↔野党)として内閣を組織し(→政党内閣=多数党によって構成される内閣)、政権を担当するという政治のあり方(=議院内閣制・政党内閣制)をいいます。
多くの場合、内閣総理大臣は議会の多数党の党首がなり、閣僚もその政党から選ばれます。
なお、政権を担当する政党が複数ある場合の政権を連立政権といいます。
政党政治の趣旨・目的・役割・機能
議会政治においては、法律を制定する議会とそれを実行する内閣とは密接な関係をもつことが必要であるため、現代の民主政治は一般に政党政治として行われています。
政党政治の分類・種類
政党政治は複数政党制(↔一党独裁制)を前提としていて、二大政党制と多党制(小党分立制)に大別されます。
- 二大政党制
- 多党制(小党分立制)
一般に小選挙区制では二大政党制が発達しやすく、比例代表制では多党制が生まれやすいといわれています。
政党政治の経緯・沿革・歴史など
日本
日本における最初の本格的な政党政治は1918年(大正7年)に成立した政党内閣である原敬内閣から始まります。
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