紀年法―紀元
紀元とは
紀元の定義・意味・意義
紀元(きげん)とは、歴史で通算して年を数える紀年法、または通算する際の基準となる最初の年(元年)をいう。
紀元の具体例
西洋
西暦
西暦は、紀元(元年)をイエス・キリストが誕生したとされる年とした紀元(紀年法)で、これが現在、世界的にも使用されている。
日本
皇紀
日本では、明治5年(1872年)に、日本の紀元(元年)を日本書紀に記されている神武天皇即位の年(西暦でいえば紀元前660年)とした皇紀が定められたが、昭和23年(1948年)に廃止された。
ちなみに、平成26年(2014年)は、皇紀2674年にあたる。
紀元の位置づけ・体系(上位概念)
紀年法
紀元は紀年法(きねんほう)のひとつとして位置づけることができる。
なお、紀年法には、紀元も含めて、大別すると次の3つの種類に分類できる。
- 紀元…ある年を元年(紀元)として無限に通算して年を数える方法
- 元号(年号)…皇帝等の即位により改めて(リセットして)年を数える方法
- 干支等…一定の年数(60年等)で循環して年を数える方法
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