暦法―太陽暦(新暦)
太陽暦とは 【solar calendar】
太陽暦の定義・意味・意義
太陽暦(たいようれき)とは、太陽を基準にした暦法をいう。
太陽暦の具体例
- エジプト暦
- ペルシア歴
- ユリウス暦
- グレゴリオ暦
太陽暦の考え方
太陽暦では、地球が太陽のまわりを1回転する時間を1年とし、1年を365日とする。
ただし、1太陽年は正確には365.2422日となる。
そこで、その端数を調整するため、4年に1度閏年(うるうどし)を加えて366日とする(ユリウス暦)。
そして、さらに、1年の長さを精密にするため、400年ごとに閏年を平年に替える(グレゴリオ暦)。
太陽暦の位置づけ・体系(上位概念)
暦法
暦法は、大別すると、太陽暦も含めて、次の3つがある。
- 太陽暦…太陽が基準
- 太陰太陽暦…太陽と月が基準
- 太陰暦…月が基準
太陽暦の別名・別称・通称など
新暦
太陽暦は、日本では、新暦ともいう。
太陽暦の経緯・沿革・由来・歴史など
世界
太陽暦の起源はエジプトにある。
現在、世界各国ではグレゴリオ暦が採用されている。
日本
日本では、1872年(明治5年)に太陰暦(旧暦とも。正確には太陰太陽暦)を廃し、1873年(明治6年)から太陽暦のグレゴリオ暦を採用し、新暦と称した。
太陽暦の趣旨・目的・役割・機能
太陰暦で暮らしていた時代は、その月の第1日目(1日(ついたち))、第3日目、第15日目(十五夜(じゅうごや))は、それぞれ常に新月、三日月、満月になるなど、月の満ち欠けが人々の生活のすみずみまでさまざまなかたちで影響していた(その他、たとえば、お月見など)。
太陽を基準にした太陽暦では、こうした月の満ち欠けとは無関係となる。
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