懲戒処分

懲戒処分とは

懲戒処分の定義・意味など

懲戒処分（ちょうかいしょぶん）とは、労働関係において使用者が就業規則に違反した労働者に対して行う制裁をいう。

懲戒処分の法的根拠・法律など

懲戒処分の根拠については争いがあり、使用者は本来的に懲戒権を有するとする見解と就業規則などの合意にもとづくとする見解とに分かれている。

有斐閣『法律学小辞典』

就業規則

労働基準法では、制裁を行うためには、就業規則にその種類及び程度に関する事項を記載しなければならないものとしている。

労働基準法
（作成及び届出の義務）
第八十九条 　常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。
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九　表彰及び制裁の定めをする場合においては、その種類及び程度に関する事項
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