[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


支払督促とは


支払督促とは

支払督促の定義・意味・意義

支払督促とは、債務者が債権者の請求を認めて争わないことを提に、簡易裁判所が、申立人(債権者)の申立内容だけを審査して、金銭等の支払を命じる手続きです。

支払督促の特色・特徴

支払督促では、通常の訴訟のように、原告対被告という構図ではなく、こちらだけの一方的な言い分により、手続きが進行します。

また、弁護士などの専に依頼しなくても、自分で申し立てができるほど簡単な制度です。

支払督促の趣旨・目的・機能・役割

通常の給付訴訟の代用手続として、 簡易迅速に債務名義を取得することを目的としています。

支払督促のメリットとデメリット

支払督促のメリット・長所・利点・有利な点

支払督促の申し立てをすると、債務者が異議を申し立てなければ、すぐに支払督促が簡易裁判所より出され、これに仮執行宣言を付けてもらえば、通常の裁判による判決と同様、差押えなどの強制執行ができます。

つまり、簡易迅速に強制執行手続きが可能となり、相手方がこちらの請求内容を争っていないような場合には、特に有効な手段です。

たとえば、契約書借用書など証拠がそろっている場合には、訴訟になっても、相手方は結局負ける可能性が高いので、支払督促手続きを取るだけで、支払ってくることがよくあります。

証拠がそろっていなくても、支払督促の制度を利用することは可能です。

支払督促のデメリット・短所・欠点・弱点・不利な点

相手方が異議を述べた場合には、通常訴訟に移行します。

したがって、争いがある債権には、支払督促は向いていないといえます。

支払督促の要件効果

次のページを参照してください。

支払督促の要件(条件)と効果

支払督促を利用するための手続き

次のページを参照してください。

支払督促を利用するための手続き―具体的手順・方法・仕方



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 4 ページ]

  1. 支払督促とは
  2. 支払督促の要件(条件)と効果
  3. 支払督促を利用するための手続き
  4. 支払督促の手続きの流れ

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー