時候―三寒四温
(" 春―気象―三寒四温 "から複製)
三寒四温とは
三寒四温の定義・意味・意義
三寒四温(さんかんしおん)とは、日本では、冬の終わりから春に向かう2月~3月ころ(春先)に、移動性高気圧と低気圧(温帯低気圧)が交互にやってくる気候現象をいう。
三寒四温の原因・理由(仕組み・しくみ・メカニズム)
移動性高気圧・低気圧
三寒四温は、移動性高気圧と低気圧(温帯低気圧)が交互に日本列島を通過するのが原因である。
移動性高気圧に覆われるとうららかな晴れの天気になる。
これに対して、低気圧とそれに伴う前線(温暖前線と寒冷前線)が通過すると、雨が降ったり、冬型の気圧配置となって北風が強まり気温が低下したりする。
三寒四温の経緯・沿革・由来・歴史など
三寒四温は、元来は中国のもので、中国北部や朝鮮半島北部において、冬に3日間ほど寒くて、次の4日間ほど暖かいという7日間周期で寒暖がかなり規則的に繰り返される現象をいう。
参考元:小学館『日本国語大辞典』など
ただし、日本では、立春を過ぎると寒さ(なお、立春後の寒さを余寒という)は長続きせず、三寒四温に近い周期で寒暖を繰り返すようになるが、正確には当てはまらないことが多い。
三寒四温の季語
冬
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