［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

不動産（家・マンション・建物・土地）購入の手続きの流れ・手順―買付証明書

買付証明書とは

買付証明書の定義・意味・意義

買付証明書とは、不動産売買において、買い主が、不動産の購入価格、手付金、支払方法その他条件について、自分の意思を記載した書面をいいます。

買付証明書との反対概念

売渡承諾書

買い主の意思を記載した書面である買付証明書に対して、売り主の意思を記載した書面を売渡承諾書といいます。

買付証明書には、売買代金等の条件に関する買主の意思が記載されており、売主がその条件を承諾した場合には、買主に売渡承諾書を交付します。

買付証明書の位置づけ

家・マンション・建物・土地といった高額な不動産の購入は慎重にする必要があります。

そのため、不動産売買は、通常の日常的な売買とは異なり、代金などに関する売買交渉のあとに、正式な売買契約書の作成や手付金等の授受を行い、これにより初めて契約が成立するものとされるのが通常です。

買付証明書と売渡承諾書とは、契約締結の前段階である売買交渉で合意した取引条件を文書化したものにすぎません。

買付証明書の効果・効力

キャンセル・破棄の可否

前述のように、不動産売買における契約の成立時期は、原則として売買契約の締結時です。

したがって、買付証明書と売渡承諾書を交付しあったにすぎない段階では、まだ売買契約は成立しておらず、法的な拘束力はいまだ発生していません。

つまり、買付証明書と売渡承諾書を交付しあったにすぎない段階では、キャンセル・破棄することは可能とされています。

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買付証明書の書き方・書式・雛形テンプレート01（エクセル Ｅｘｃｅｌ） - ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート（書式・様式・書き方）の無料ダウンロード