[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


マンション購入の注意点・ポイント―騒音問題―基本―騒音―防音―遮音性能―基準


騒音に対する遮音性能

騒音は、次の2つの種類に分類されます。

  • 空気音
  • 固体音

騒音とは

この空気音と固体音で、それぞれそれに対する建物遮音性能を評価する客観的度が定められています。

絶対的なものではありませんが、遮音性能防音性能が客観的な数字として示されるので、騒音に悩まされている人にとっては、アパートやマンションなどの集合住宅を賃借したり、買ったりする場合のひとつの目安となります。

空気音に対する遮音性能防音性能を評価する

などの遮音等級―D値

空気音に対するなどの遮音性能を表す度は、D値です。

最低でも、D-50(標準)以上遮音性能があるものを選ぶようにしましょう。

D値の詳細については、次のページを参照してください。

騒音に対する遮音性能の尺度―D値とは

サッシの遮音等級―T値

JIS規格で規定されたサッシ遮音性能を表す度は、T値です。

T1~T4までの等級があり、T4が一番遮音性能が高くなります。

固体音に対する遮音性能を評価する

固体音のうち、床を伝わる音を床衝撃音といいます。

床衝撃音は、さらに次の2つの種類に分類されます。

  • 軽量床衝撃音
  • 重量床衝撃音

マンションなどでは、重量床衝撃音が問題となることが多いので、次のLH値を確認するようにしましょう。

詳細については、次のページを参照してください。

騒音に対する遮音性能の尺度―LL値・LH値とは

軽量床衝撃音に対する床の遮音等級―LL値

LL値は、軽量床衝撃に対する床の遮音性能を表わす数値です。

LL値が低いほど、遮音性能は高くなります。

防音対策としては、最低でもLL-45以上遮音性能がある建物を選びましょう。

重量床衝撃音に対する床の遮音等級―LH値

LH値は、重量床衝撃に対する床の遮音性能を表わす数値です。

LH値が低いほど、遮音性能は高くなります。

防音対策としては、最低でもLH-50以上遮音性能がある建物を選びましょう。



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