マンション購入の注意点・ポイント―騒音問題―マンションの防音性・遮音性―外部要因
マンションの防音性・遮音性―外部要因
はじめに
建物の構造や壁・床の仕様など、建物自体の防音性が高ければ、アパートやマンションなどの集合住宅でもっとも苦情が多いといわれている騒音問題も防止ないしは軽減されます。
マンション購入の注意点・ポイント―騒音問題―マンションの防音性・遮音性
しかし、部屋の位置や間取りなどといった、いわば外部要因によっても、騒音は大きく影響されます。
このページでは、騒音問題を左右するマンションなどの外部要因についてまとめてみます。
角部屋
騒音は、部屋の位置によっても大きく影響を受けます。
角部屋が空いていれば、ラッキーです。
隣室の騒音に悩まされる確率はこれで1/2になります。
反転間取り
また、案外見落とされがちなのですが、間取りも大切です。
反転間取りといって、隣室と収納スペースがお互いに隣り合う間取りになっていると、この部分が緩衝地帯となって防音効果があります。
あわせて、角部屋を確保できていれば、隣室の騒音に悩まされる可能性はかなり軽減されるでしょう。
住環境(主要道路に面しているか、鉄道沿線にあるか)
建物が、自動車の往来の激しい幹線道路沿いや線路沿いにある場合は、もちろん注意を要します。
実際に、部屋を見て、窓を閉めてみます。
そして、車の音などが聞こえるかどうかをチェックします。
車の音どころか、意外と、外で話している人の声さえよく聞こえてくる場合もありますので、注意しましょう。
隣室・上下階の人といった住民の質
集合住宅では、住民(どういう人が住んでいるのか)が、騒音問題にもっとも影響を与える要因といえます。
走り回る小さい子供がいる場合、昼夜のサイクルが逆転していたり、友達を読んで騒いだり、大きな音量で音楽等を聞いたりといった学生がいる場合などが、問題となりそうな典型的なパターンでしょう。
前もって、主な住民構成などは聞いておいたほうがいいでしょう。
また、人が部屋にいる可能性の高い曜日や時間帯、たとえば、休日の午前中、平日のできるだけ遅い時間などに下見をしてみましょう。
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