[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


騒音―防音―遮音性能―基準―固体音―床―日本建築学会の推奨基準等―LL値・LH値


LL値・LH値とは

LL値・LH値の定義・意味・意義

騒音の種類ごとに、それに対する遮音性能度があります。

LL値とは、固体音軽量床衝撃音に対する床の遮音性能を表す度です。

LH値とは、固体音重量床衝撃音に対する床の遮音性能を表す度です。

軽量床衝撃音重量床衝撃音については、次のページを参照してください。

騒音とは

LL値・LH値は、D値とは逆に、数値が小さいほど、遮音性能が高いことを意味します。

集合住宅床衝撃音遮音性能の区分(日本建築学会の推奨基準)
特級
1級
2級
3級
軽量床衝撃音
LL-40
LL-45
LL-50
LL-55
重量床衝撃音
LH-45
LH-50
LH-55
LH-60
遮音性能の水準
特に優れる
優れる
標準的
やや劣る
性能水準
高い性能
建築学会推奨
一般的
やむを得ない場合

マンションなどでは重量床衝撃音のほうが問題となることが多いので、LH値を確認するようにしましょう。

売主や貸主から不利な場合はあえてLH値を表記しないことがあります。

LL値・LH値の見方・読み方・解釈の仕方

LL値
遮音性能
LL-55
スリッパでも聞こえる場合がある。
LL-50
食器などを落とした場合、聞こえる。
LL-45
サンダルの音などは聞こえる。
LL-40
ほとんど聞こえない。

防音対策上は、最低でもLL-45以上遮音性能がある建物を選びましょう。

LH値
遮音性能
LH-60
上の音が気になることが多い。
LH-55
少し気になることがある。
LH-50
ほとんど気にならない。
LH-45
少し聞こえることがあるがほとんど聞こえない。
LH-40
ほとんど聞こえず、遠くから聞こえる程度。

防音対策上は、最低でもLH-50以上遮音性能がある建物を選びましょう。



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