[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


契約書―作成―契約書の綴じ方―袋とじ(契約書の袋とじ)


袋とじとは

袋とじの定義・意味・意義(契約書の袋とじの方法)

袋とじ(ふくろとじ)とは、契約書が複数ページにわたった場合における契約書の綴じ方のひとつで、作成した契約書に表紙(表表紙と裏表紙)をつけてホッチキスで綴じたうえ、背の部分を製本テープなどで包むことをいう。

 契約書の袋とじの契印割印

一般に複数ページからなる契約書を綴じた場合には契印が必要となる。

契約書を袋とじの方法で綴じた場合には、契約者全員が契約書の裏表紙と製本テープの綴り目にまたがらせて、1カ所契印を押すだけで足りる。

裏表紙だけではなく、表表紙と裏表紙の2カ所に契印する場合もある。

製本テープをすることで、ページの差し替え・抜き差し等をするには、必ず裏表紙の製本テープをはがして、ホッチキスの針を取り除く必要があることになり、この点で、改ざんの事実がわかるからである。

そのため、この方法によれば、単にホッチキスで綴じる方法の場合とは異なり、契約書のすべての見開きページの継ぎ目に契印をする必要はなくなる。

 

なお、現実には、たとえば、不動産の賃貸借契約書売買契約書などで、袋とじにし、裏表紙(あるいは表表紙と裏表紙の両方)と製本テープの綴り目に契印をしているにもかかわらず、さらに、すべての見開きページの継ぎ目にわたって契印することを要求されることもある。

 



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