住所―表記―住居表示―方法―街区方式
街区方式とは
街区方式の定義・意味など
街区方式(がいくほうしき)とは、区域を道路・鉄道などの線路その他の恒久的な施設または河川・水路等によつて区画した地域(=街区)につけられる街区符号(◯番)と当該街区内にある建物その他の工作物につけられる住居表示のための住居番号(◯号)を用いて表示する方法をいう。
- 都道府県(◯◯県)
- 市(◯◯市)
- 町名(◯◯町)
- 街区符号(◯番)
- 住居番号(◯号)
住居表示に関する法律
(住居表示の原則)
第二条 市街地にある住所若しくは居所又は事務所、事業所その他これらに類する施設の所在する場所(以下「住居」という。)を表示するには、都道府県、郡、市(特別区を含む。以下同じ。)、区及び町村の名称を冠するほか、次の各号のいずれかの方法によるものとする。
一 街区方式 市町村内の町又は字の名称並びに当該町又は字の区域を道路、鉄道若しくは軌道の線路その他の恒久的な施設又は河川、水路等によつて区画した場合におけるその区画された地域(以下「街区」という。)につけられる符号(以下「街区符号」という。)及び当該街区内にある建物その他の工作物につけられる住居表示のための番号(以下「住居番号」という。)を用いて表示する方法をいう。
…
街区方式の内容
街区符号
街区符号は具体的には「◯番」で表される。
町ごとに駅や役場のような市町村の中心に近い街区を1番とし、順次、一定の方式にしたがって番号をつける。
住居表示 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/住居表示
住居番号
住居番号は具体的には「◯号」で表される。
市町村の中心に近い角を起点にし、そこから街区の外周に沿って時計回りに距離を測って10m( - 15m)ごとに区切り順番に1、2、3…と基礎番号をつける。そして、建物の玄関または主要な出入り口が接する位置の基礎番号を住居番号とする。
したがって、住宅が均等間隔に整然と建てられても玄関の位置により必ずしも住居番号が連番になるとは限らない。また、建物の新築・建て替えにより玄関の位置が変わった場合には住居番号も変更になることがある。
住居表示 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/住居表示
街区方式の位置づけ・体系(上位概念等)
住居表示の方法
街区方式は住居表示の方法のひとつである。
住居表示には次の2つの方法がある(住居表示に関する法律第2条)。
- 街区方式
- 道路方式
道路方式は欧米では一般的であるが、日本ではなじまないとして実際には採用されず、街区方式が一般的となっている。
小学館 『日本大百科全書』
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 5 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ