押印―方式―捨印
捨印とは
捨印の定義・意味・意義
捨印(すていん)とは、文書内容・表現を訂正する必要が生じた場合に備えて、あらかじめ欄外に押印すること、または押印された印影のことをいう。
捨印の趣旨・目的・役割・機能
文書の訂正の仕方のひとつ
捨印により訂正の手間を省くことができる。
そのため、捨印は日常的によく利用される。
ただし、捨印をするということは、「訂正は自由にしてください、すべてお任せします」という意味である。
したがって、捨印がある文書は簡単にその内容を修正できるため、悪用されるおそれがある。
よって、一般的には、契約書では捨印をしないほうがよい。
後日、紛争になった場合には、勝手に修正された文書といえでも、これを否定する証拠の提出は困難になる。
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