［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

署名捺印

署名捺印とは

署名捺印の定義・意味・意義

署名捺印（しょめいなついん）とは、署名に加えて捺印する（署名の末尾に印を押す）ことをいう。

署名捺印と関係・関連する概念

類似概念・類義語

署名押印

署名捺印は署名押印ともいう。

ただし、「署名」に対しては「捺印」という言葉を用い（→「署名捺印」というように使う）、「記名」に対しては押印という言葉を用いる（→「記名押印」というように使う）といった使い分けがされていることもある。

署名捺印の趣旨・目的・役割・機能

本人であることを証明するために、欧米では署名（自署･サイン）するのが一般的であるが、日本では捺印するのが一般的である。

つまり、日本では、署名の代わりに、または、署名に加えて捺印する（署名捺印）。

また、民事訴訟法上、署名をすることで、「文書成立の真正」（平たく言えば、自分がこの文書を作成したのだ、ということ）が推定されるものとされ、署名には高い証拠力が認められている。

しかし、現実問題として、署名だけでは不十分であるという意識があり、署名に加えて捺印する（署名捺印）のが一般的なので、署名捺印（特に、実印を使用したもの）がもっとも証拠力が高いことになる。