［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

不倫・浮気―問題を解決するための対策・方策（対応方法・対処法・手段）

不倫・浮気問題を解決するための対策・方策（対応方法・対処法・手段）

１．当事者間の話し合い・交渉

不倫・浮気の問題も、当事者間の話し合いで問題解決を図るのが基本です。

なお、その際の一つの方法・ツールとして、内容証明郵便の利用もあります。

具体的には、内容証明郵便で、配偶者の不倫相手や、別居しているのであれば、別居している配偶者に対して、不倫の慰謝料を請求します。

これにより、場合によっては、不倫の当事者に心理的な圧力をかけ、別れさせるという方向に向かわせる効果も期待できます。

２．調停制度の利用

当事者間の話し合いにより解決できればいちばんよいのですが、それが困難な場合には、裁判所の調停制度を利用することもできます。

調停には、民事調停と家事調停がありますが、離婚していなければ、家事調停を利用することになります。

離婚していれば、民事調停（簡易裁判所）を利用することになります。

家事調停は、家庭裁判所に申し立てます。

配偶者を相手として、夫婦関係の円満調停を求め、同時に、不倫相手に対して、不倫をやめるとともに損害賠償を求める調停の申し立てをすることができます。

調停による話し合いを通して、裁判所から、配偶者と不倫相手に別れるよう説得してもらって、現実に引き戻し、不倫・浮気問題を解決するというのも一つの有効な方法です。

３．民事訴訟を起こす

話し合いで解決することが困難と思われる場合などは、初めから訴訟を起こして、不倫の慰謝料を請求することもできます。