離婚―離婚の効果・効力
離婚の効果・効力
離婚とは、夫婦が婚姻関係を解消することをいいます。
離婚により、次のようなさまざまな法律的効果が発生します。
1.姻族関係の消滅
離婚により、婚姻によって生じた姻族関係は消滅します。
(離婚等による姻族関係の終了)
第七百二十八条 姻族関係は、離婚によって終了する。
2.婚姻前の復氏(ふくうじ)
婚姻によって名字・苗字を変えている者は、婚姻前の名字・苗字に戻ります。
(離婚による復氏等)
第七百六十七条 婚姻によって氏を改めた夫又は妻は、協議上の離婚によって婚姻前の氏に復する。
3.財産分与請求権の発生
離婚した者は、相手方に対して財産分与請求権があります。
(財産分与)
第七百六十八条 協議上の離婚をした者の一方は、相手方に対して財産の分与を請求することができる。
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