内容証明書の書き方・書式―使用できる文字など
内容証明郵便で使用できる文字など
内容証明は公的な証明サービスですので、一定の書式はあります。
ここでは、内容証明郵便で使用できる文字について、説明します。
内容証明郵便で送付できるのは、原則として日本語で書かれた文書です。
例外として、人名や地名、会社名など固有名詞に限り、英字(英語)を使うことができます。
その中で使用できる文字は法律(郵便規則第110条)で定められており、それは次のとおりです。
- かな(ひらがな、カタカナ)
- 漢字
- 数字
- 括弧(かっこ カッコ)、句点(句読点)、その他一般に記号として使用されるもの
「数字」について
数字は、「1、2、3…」といった算用数字(アラビア数字)も、「一、二、三…」、または「壱、弐、参…」といった漢数字も使用することができます。
「括弧、句点、その他一般に記号として使用されるもの」について
「一般に記号として使用されるもの」とは、具体的には、「m、g、kg、%、No.Tel」などです。
ただし、「一般に記号として使用されるもの」かどうかの明確な基準はありません。
したがって、特殊と思われる記号は使用しないほうが無難でしょう。
括弧は、上下(横書きの場合は、左右)を合わせて1字として数えます。
たとえば、「」、『』、()はそれぞれ1字となります。
記号は、1個につき1字として数えます。
ただし、順番を示す、(1)(2)…は(1)や(2)でそれぞれ1字となります。
なお、文字に傍点をふったり、線を引いてあっても傍点や線はカウントされません。
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