立冬
立冬とは
立冬の定義・意味・意義
立冬(りっとう)とは、二十四節気のひとつで、11月7日頃(太陽暦)、または11月7日頃から次の節である小雪(11月22日頃)の前日までの期間をいう。
七十二候
初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花(ツバキ科のサザンカ)が咲き始める
次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める
末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く
暦便覧
『暦便覧』では立冬は「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明されている。
冬の気配が初めて現れ始めて、いよいよ寒くなる、という意味である。
立冬の趣旨・目的・役割・機能
季節
冬
立冬は、冬立つ(「立」:季節の気配がたちおこる、の意※)日として、暦のうえでは、冬が始まるころとされ、立冬の初日から立春(2月4日頃)の前日までが冬になる。
参考元:学研新漢和大字典
昔の暦は、秋分を秋の中央、冬至を冬の中央とみなしたので、両者の中間日となる立冬が冬の始まりとなった。
気象・気候・天候・天気
木枯らし
霜降の末から立冬にかけては、冬の到来を告げる木枯らしが吹き始める。
小春日和
小春とは陰暦10月の異称であるが、現在の太陽暦では11月ころに相当し、晴れた日には春のように暖かい日和(ひより)(=小春日和)になることがある。
植物(花・樹木)
紅葉
山野は紅葉で彩られる。
サザンカ(山茶花)
秋の終わりから冬にかけてサザンカが赤・白のきれいな花を開く。
立冬に関する習俗・風習・慣習・風俗等
酉の市(とりのいち)
紅葉狩り
七五三
立冬の位置づけ・体系
二十四節気のひとつ
立冬は二十四節気のひとつである。
二十四節気とは、1年を24等分(各15日)した季節区分で、次のとおり。
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