内閣―過程―成立
内閣の成立
1.内閣総理大臣の指名
多くの場合、内閣総理大臣は議会の多数党(→与党)の党首がなります。
日本国憲法
第六十七条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。
2.組閣
内閣総理大臣の指名を受けた者は、ただちに総理官邸において、国務大臣(閣僚)を選考します。
多くの場合、国務大臣も議会の多数党(→与党)から選ばれます。
3.親任式・認証式
国務大臣の選考が終わると、宮中において天皇が内閣総理大臣を任命する親任式が行われます。
そして、引き続き、国務大臣を任命する認証式が行われます。
日本国憲法
第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
…
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
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