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住宅の新築(3)住宅の仕様の検討―間取り―間仕切り―壁と建具


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部屋・空間の仕切り(間仕切り)となる壁と建具について取り扱う。

当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 16 ページあります。

  1. 壁とは、建物の外部を囲み、また内部を間仕切るものをいう。囲い・間仕切りとしての役割のほか、守られているような安心感を与える効果がある。
  2. 壁―耐力壁

    耐力壁とは、構造体の一部として、荷重や地震・暴風による横からの外力に対抗する壁をいう。鉄筋コンクリート造の場合、鉄筋の入った十分な壁厚のあるコンクリート単層壁が耐力壁となるが、木造で木造軸組構法(在来工法)の場合、耐力壁を作るには①筋交い②構造用合板の2つの方法がある。
  3. 壁―耐力壁―木造―構造用合板

    構造用合板とは、建築物の構造上重要な部位に使用する合板をいう。壁・床・屋根の下地材として、または、耐力壁・耐力床を作るために使用される。構造用合板による耐力壁は筋交いによる耐力壁より強度などの点で優れ、木造軸組構法でも木造枠組壁構法(ツーバイフォー工法)に匹敵する耐震性を確保できる。また、気密性・防音性も高めることができる。
  4. 建具

    建具(たてぐ)とは、家の骨格を作ったあとで取り付け、部屋の仕切りや外部との仕切りに用いる、開閉できる可動性の戸・窓などの総称をいう。使用者の意思により、人・物、空気・風、光、視線、熱、音、雨などの出入りをコントロールする機能を有する。
  5. 建具―開口部

    開口部とは、建築用語で、建築物のうち外部へ開いている部分の総称をいう。窓・ドア・換気口などがある。
  6. 建具―開口部―窓

    建具の一種である窓には、開口部として、換気(通風)(空気の出入り)のほか、採光(光の出入り)、眺望(視線の出入り)、通行(人・物の出入り)といった機能がある。ガラスとサッシ(窓枠)で構成され、さまざまな種類に分類される。
  7. 建具―開口部―窓―構成―ガラス―ペアガラス

    ペアガラスとは、2枚のガラスの間に空気層を封じ込めた複層ガラスをいう。断熱効果があり、結露の防止に効果的である。ただし、一般に遮音性は望めない。
  8. 建具―開口部―窓―構成―サッシ

    サッシとは、壁の開口部に取り付ける窓の枠組みをいい、雨水の浸入防止(水密性)のほか、気密性・断熱性・遮音性などが求められる。①木製サッシ②アルミサッシ③樹脂製サッシの3つの種類がある。
  9. 建具―開口部―窓―構成―サッシ―防音サッシ

    (複製)防音サッシとは、外部から空気を介して伝わる音(空気音)を遮断する性能(遮音性能)が高いサッシをいう。サッシの遮音性能は、ガラス厚とサッシの気密性によって決定される。JIS規格ではサッシの遮音性能の指標としてT-1~T-4までの4つの等級を定めている。
  10. 建具―開口部―窓―構成―サッシ―防音サッシ―二重サッシ

    (複製)二重サッシとは、サッシを二重にしてガラスを2列に配置したものをいう。二重窓または内窓とも呼ばれる。遮音効果と断熱効果がある。
  11. 建具―開口部―窓―分類①窓の位置・大きさ等―腰高窓

    腰高窓とは、大人の腰の位置(80cm~110cm)から始まる窓をいう。窓自体のサイズは高さ90cm、幅180cm(つまり、1畳)程度が一般的である。窓の下に壁があるので、家具を設置することができて狭い空間を有効に使用できる。
  12. 建具―開口部―窓―分類①窓の位置・大きさ等―高窓

    高窓とは、目の高さより上にある窓をいう。家具等のため窓を壁の上部にしか設置できない場合、主に採光目的に設けられ、天窓と同様、採光には有利である。
  13. 建具―開口部―窓―分類①窓の位置・大きさ等―小窓

    小窓とは、小さな窓をいう。幅90cmに満たないものという基準をあげているサイトもある。
  14. 建具―開口部―ドア

    ドアとは、(洋風の)戸・扉をいう。
  15. 建具―開口部―ドア―分類(開閉方式)―開き戸

    開き戸とは、蝶番(ちょうつがい)などによって回転して開閉する方式の戸をいう。
  16. 建具―開口部―ドア―分類(開閉方式)―引戸

    引戸とは、左右に引いて開閉する方式の戸をいう。



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