建具―開口部―ドア―分類(開閉方式)―開き戸
開き戸とは 【hinged door】
開き戸の定義・意味など
開き戸(ひらきど)とは、蝶番(ちょうつがい)などによって回転して開閉する方式の戸をいう。
参考:三省堂 『スーパー大辞林』
開き戸のメリットとデメリット
開き戸のメリット
気密性・遮音性
開き戸は気密性・遮音性を保つことができる。
参考:平凡社 『世界大百科事典』
開き戸のデメリット
開き戸の開き方
開き戸は、大別すると、次の2つの開き方がある。
- 内開き
- 外開き
内開き
開き戸のドアは基本的に内開きが原則である。
たとえば、玄関のドアも来客を「招き入れる」という観点から、内開きにするのが理想である。
ただし、タタキが狭い場合には靴が邪魔をしてドアの開閉ができないので、外開きにせざるをえない。
欧米では内開きが原則とされるが、それは靴を脱がない習慣だからである。
増田 奏 『住まいの解剖図鑑』 エクスナレッジ、2009年、39-40項。
外開き
納戸
納戸の場合、内開きにすると中に置いてあるものが邪魔をしてドアの開閉ができないので外開き(または引戸)になる。
増田 奏 『住まいの解剖図鑑』 エクスナレッジ、2009年、40項。
トイレ
トイレの場合、内開きにすると中にいる人が動けなくなったときにドアの開閉が困難になるので外開き(または引戸)にする。
増田 奏 『住まいの解剖図鑑』 エクスナレッジ、2009年、40項。
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