建具―開口部―窓―分類①窓の位置・大きさ等―腰高窓
腰高窓とは
腰高窓の定義・意味など
腰高窓(こしだかまど)とは、大人の腰の位置(80cm~110cm)から始まる窓をいう。
窓自体のサイズは高さ90cm、幅180cm(つまり、1畳)程度が一般的である。
腰高窓の目的・役割・意義・機能・作用など
腰高窓は窓の下に壁があるので、家具を設置することができて狭い空間を有効に使用できる。
たとえば、腰高窓の下に低い家具(ダイニングテーブルや収納家具など)やソファを配置する場合には、非常に収まりがよくなる。
飯島 信樹等共著 『快適な生活をつくる間取りの決め方』 西東社、2010年、135項。
反面、掃き出し窓に比べると、採光性、眺望性は劣ることになる。
そのため、特に和室では視線が低くなるので、腰高窓は適さない。ただし、西向きの窓では、西日を避けるため、あえて掃き出し窓ではなく腰高窓を採用する場合もある。
また、そのため、空間の広がりも掃き出し窓のようには感じにくくなる。
腰高窓と関係する概念
出窓
腰高窓のうち、窓が建物の外に張り出しているものを出窓という。
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