単純承認―単純承認とは
単純承認とは
単純承認の定義・意味
単純承認とは、被相続人のすべての財産と負債(権利と義務)をそのまま相続することをいいます。
単純承認の趣旨・目的・機能
民法上、相続の開始によって、相続財産は当然に相続人に帰属するのが原則とされています。
しかし、相続財産には、財産ばかりでなく、例えば、負の遺産・相続債務、つまり、借金も含まれます。
そこで、相続が開始した後、特に相続財産が債務超過の場合など、相続人が相続を望まない場合に、相続人に相続を受ける(相続の承認)か、受けない(相続の放棄)かを、自分の意思で決定できる機会が与えられています。
単純承認の位置づけ
相続を承認する場合、その種類には、さらに次の2つがあります。
つまり、単純承認は、相続の承認のうちの1つの態様ということになります。
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