送りつけ商法―内容証明書の書式・文例・テンプレート―商品の引き取りを請求する
送りつけ商法の基本的法律知識
送りつけ商法に関する基本的知識やその対処法などについては、次のページをご参照ください。
参照 →送りつけ商法とは
内容証明郵便を利用する時期・タイミング・意味
送りつけ商法とは で述べているとおり、商品を引き取ってもらわなくても別に売買契約は成立しませんし、また、商品を返送する義務もありません。
しかし、そのままにしていると、業者から電話があったりなどしてわずらわしい場合などには、文書で商品の引き取りを請求するといいでしょう。
また、商品の引き取りを請求することで、商品の保管義務の期間が14日間から7日間へと短縮されます。
内容証明郵便の書面の書き方のポイント
次の点を明確にしておきます。
- 商品の購入意思はないこと
- 商品の引き取ってほしいこと
なお、特定商取引に関する法律(略称「特定商取引法」「特商法」)に基づき、引き取りがない場合には、商品を自由に処分する旨を最後に書き添えておくと効果的でしょう。
内容証明郵便の具体例(文面・例文・見本)
以下の例文をワードで作成したものは次のページからダウンロードできます。
(内容証明郵便)(送りつけ商法・押しつけ販売(ネガティブ・オプション))商品引取請求書の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート09(ワード Word)
通知書
平成○○年○○月○○日に、貴社より当方宛に商品「○○○○」が送付されてきました。
また、その際に添付されていた書面には「○○日以内に返送されない場合には、購入契約を締結したものとみなします」との記載がありました。
しかし、私は上記商品の申込をしたこともなく、購入の意思もまったくないことを、本書面をもって通知するとともに、上記商品の引き取りを請求いたします。
なお、本書面到達後7日以内にお引き取りいただけない場合には、特定商取引に関する法律第五十九条の規定に基づき、上記商品を廃棄させていただくことになる旨、念のため申し添えておきます。
平成○○年○○月○○日
○○県○○市○○町○丁目○番○号
○○ ○○
○○県○○市○○町○丁目○番○号
株式会社 ○○○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿
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