[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


手紙―構成―便箋―書き方(手紙の書き方)―前文―日頃の厚情へのお礼の言葉


日頃の厚情へのお礼の言葉

日頃の厚情へのお礼の言葉の具体例

手紙葉書等には、文で時候の挨拶のあとに相手と自分の安否の言葉、そして、次のような日頃の厚情へのお礼の言葉などを記す。

  • ビジネス文書
    • 平素は[このたびは・先日は・その節は]格別の[並々ならぬ・ひとかたならぬ]ご高配[ご厚情・ご愛顧・ご配慮・ご指導・ご協力・ご支援]を賜り[にあずかり]、誠にありがとうございます[厚くお礼申し上げます・心よりお礼申し上げます・心より感謝申し上げます]。
  • 一般的表現
    • いつも[日頃は・このたびは・その節は・先日は・先だっては]たいへん[ひとかたならぬ・いろいろと・何かと]お世話になり、本当に[誠に]ありがとうございます[厚くお礼申し上げます・心より感謝しております]
    • いつも[日頃は](何かと)お心にかけていただき[お心づかいをいただき・ご心配いただき](まして)、本当に[誠に]ありがとうございます[心より感謝しております・厚くお礼申し上げます]
    • 常日頃[このたびは・その節は・先日は・先だっては]お力添えをくださいまして[お引き立てを頂戴しまして]、本当に[誠に]ありがとうございます[心より感謝しております・厚くお礼申し上げます]
  • 特にお詫びをする場合
    • このたびは[その節は・先日は・先だっては](大変)ご迷惑をおかけしまして[お手数をおかけしまして・ご心配をおかけしまして]、(誠に)申し訳ございませんでした。(どうかお許しください[なにとぞご容赦ください])
  • ご無沙汰をしている場合
    • 平素は[日頃は・久しく・長らく・ついつい]ご無沙汰ばかりで[ご無沙汰ばかりしておりまして・ご無沙汰いたしまして・ご無沙汰を重ねまして]、(誠に[大変])申し訳ございません[(誠に[大変])恐縮に存じます・(誠に[大変])心苦しく存じております・ご容赦ください]

「日頃の厚情へのお礼の言葉」の手紙葉書等の基本書式における位置づけ

手紙葉書等の基本的な書式(構成)は、次のとおり、①文②主文③末文④付けの4つである。

    1. 頭語
    2. 挨拶
      1. 時候の挨拶
      2. 相手と自分の安否の言葉
      3. 日頃の厚情へのお礼の言葉
  1. 主文
    1. 起辞
    2. 要件
  2. 末文
    1. 挨拶
      1. 今後の厚情を願う言葉
      2. 健康・繁栄等を祈る言葉
    2. 結びの言葉
    3. 結語
  3. 付け
    1. 日付
    2. 発信者…自分の
    3. 受信者(宛名)…相手の名字・敬称



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