[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


債権譲渡通知書の内容証明書の書式・文例・テンプレート01


内容証明郵便を利用する期・タイミング・意味

債権を譲渡したことを債務者以外の第三者に主張するには、「確定日付のある証書」(民法)によって通知しなければならないとされています。

ここでいう「確定日付のある証書」による通知書というのが、内容証明郵便のことです。

したがって、債権譲渡をした場合には、債権を売った人(旧債権者 譲渡人)は、債務者に対して、内容証明郵便債権譲渡の通知をする必要があります。

 

ただし、譲渡人は債権譲渡の通知をおっくうがる傾向があります。

債権譲渡の通知は、必ず、譲渡人がする必要があります。

そこで、こうした場合には、譲受人は、債権譲渡契約書を作成する際に同に、債権譲渡の通知書も作成し、譲渡人の印鑑をもらうようにしておけばいいでしょう。

 

内容証明郵便の書面の書き方のポイント

以下の諸点を明示します。

  • 譲渡する債権の特定(何を)
  • 債権を譲渡した相手方(誰に)
  • 譲渡した事実(どうした)

 

債権譲渡通知書の具体例(文面・例文・見本)

以下債権譲渡通知書のための例文・文例です。

なお、この債権譲渡通知書の例文のワード(Word)版は、次のページからダウンロードできます。

債権譲渡通知書の書き方・例文・文例 書式・様式 ひな形(雛形)テンプレート(内容証明)02(ワード Word) - [テンプレート]ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート(書式・様式・書き方)の無料ダウンロード

 

また、債権譲渡通知書の雛形はこれ以外にもあります。次のページを参照してください。

[テンプレート]ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート(書式・様式・書き方)の無料ダウンロード: 法律にもとづく通知書

 

債権譲渡通知書

当社が平成○○年○○月○○日貴社に売り渡した商品○○○○の売掛代金○○万円の債権を、平成○○年○○月○○日付債権譲渡契約により、○○県○○市○○町○丁目○番○号○○○○株式会社(代表取締役○○○○)に対して譲渡いたしました。

よって、本書面により、その旨ご通知申し上げます。

したがいまして、今、上記債権の弁済は、○○○○株式会社に対してなされるようお願いいたします。

 

平成○○年○○月○○日

○○県○○市○○町○丁目○番○号
株式会社○○○○      
代表取締役 ○○ ○○

○○県○○市○○町○丁目○番○号
株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿

 



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]

  1. 債権譲渡
  2. 債権譲渡の対抗要件(債権の帰属の問題)
  3. 債権譲渡の対抗要件①―債務者に対する対抗要件(民法467条1項)―債務者に対する通知または債務者の承諾
  4. 債権譲渡の対抗要件②―債務者以外の第三者に対する対抗要件(民法467条2項)―確定日付のある証書
  5. 債権譲渡の手続き
  6. 債権譲渡通知書の内容証明書の書式・文例・テンプレート01
  7. 債権譲渡通知書の内容証明書の書式・文例・テンプレート02

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー