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騒音―防音―遮音性能―基準

遮音性能の基準

遮音性能の基準としては日本建築学会の推奨等する基準と住宅性能表示制度における評価方法基準がある。

日本建築学会の推奨基準等

床

固体音

• 床衝撃音…L値
  • 重量床衝撃音…LH
  • 軽量床衝撃音…LL

壁・窓

空気音

• 音響透過損失（透過損失）等級
  • D値…現場で5dbステップで測定
  • TLD値…音響実験室で1dbステップで測定

住宅性能表示制度の評価方法基準

品確法に基づく住宅性能表示制度では、遮音性能の基準について、国土交通大臣が定めた次のような評価方法基準がある。

ただし、床と界壁については新築住宅のうち共同住宅等、外壁開口部については新築住宅に関する基準とされている。

以下、平成21年国土交通省告示第354号「評価方法基準」より

床

固体音

• 重量床衝撃音対策等級または相当スラブ厚（重量床衝撃音）…重量床衝撃音
• 軽量床衝撃音対策等級または軽量床衝撃音レベル低減量（床仕上げ構造）…軽量床衝撃音

界壁

空気音

• 音響透過損失等級（Rr）

外壁開口部（サッシ・ドア）

空気音

• 平均音響透過損失等級（Rm）または遮音等級（T）