印鑑―構成要素―印材
印材とは
印材の定義・意味・意義
印材(いんざい)とは、印鑑の材料・素材をいう。
印材の具体例
印材としては次のようなものがある。
- 木
- 竹の根
- 角(つの)
- 象牙等
- 鉱物
- 石
- 水晶
- 琥珀(こはく)
- 瑪瑙(めのう)等
- ゴム
- 金属など
象牙
象牙は工芸品によく使用される。
きめ細かい細工が可能で、かつ、印面を何度でも彫り直すことができる優れた印材である。
NHK 美の壺 File69 印章
石
石は芸術性の高い印鑑に特に多く用いられる。
また、完成した書や絵に押す落款(らっかん)に用いられた。
NHK 美の壺 File69 印章
水晶
水晶は美しいが、非常に硬く、もっとも細工が難しい印材のひとつである。
なお、日本ではほとんど採り尽くされている貴重なものである。
印材の趣旨・目的・役割・機能
長年、印鑑の研究をしてきた松村一徳氏(古河篆刻美術館の前館長)は、印材は地球そのもので、大地の恵みだと考えている。同じ風景がまったくない。同じように、地球の恵みであるこの印材も多種多彩・唯一無二で、一個一個全部違う
と言う。
NHK 美の壺 File69 印章
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