住宅瑕疵担保履行法―保険の加入―住宅瑕疵担保責任保険―住宅建設瑕疵担保責任保険
住宅建設瑕疵担保責任保険とは
住宅建設瑕疵担保責任保険の定義・意味など
住宅建設瑕疵担保責任保険(じゅうたくけんせつかしたんぽせきにんほけん)とは、新築住宅に所定の瑕疵(住宅品質確保法第94条1項)がある場合、請負人(建設業者)が瑕疵担保責任を履行したときにはその損害を、履行しないときは発注者(建て主)の損害をてん補することを目的とする保険をいう。
住宅建設瑕疵担保責任保険の内容
住宅の新築工事にあたり建設業者は保険の加入または保証金の供託をしなければならないが、保険の加入を選択した場合は建設業者が住宅建設瑕疵担保責任保険に加入することになる。
建設業者は個々の新築住宅について工事着工前に国土交通大臣が指定した保険法人に保険の申込みをして保険契約を締結する。
『家づくりのダンドリ 2015-2016』 株式会社エクスナレッジ、2015年、73項。
その内容は以下のとおりである。
保険金額
2000万円以上
住宅瑕疵担保履行法では保険金額は2000万円以上と規定されている。
保険期間
新築後10年以上
建て主は、新築後(正確には、新築住宅の引渡しを受けた時から)10年間以上(保険契約により異なる)、新築住宅に生じた瑕疵の修補等を建設業者に請求できる。
住宅建設瑕疵担保責任保険の位置づけ・体系(上位概念等)
住宅瑕疵担保責任保険
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