私法の基本・基礎・原理・仕組み・体系
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法律関係
法律関係とは 法律関係の定義・意味・意義―権利と義務の関係 法律関係とは、法律等によって規定されている権利(→債権)と義務(→債務)の関係をいいます。 つまり、法律関係を検討すると...法律関係―法律要件(要件)
法律要件とは 法律要件の定義・意味・意義 法律要件とは、一定の権利義務関係(法律効果)を発生させる一定の事実をいいます。 法律要件の別名・別称・通称など 法律要件は、単に要件と呼ばれることも多いで...法律関係―法律要件―具体例―法律行為
法律行為とは 法律行為の定義・意味・意義 法律行為とは、人が意思表示によって法律効果(権利義務関係)を発生させるという法律要件をいいます。 別の言い方をすると、人の意思表示がその要素となっている法律要...法律関係―法律要件―具体例―法律行為―意思表示
意思表示とは、一定の法律効果(権利義務関係)の発生を欲する意思を外部に表示することをいう。近代私法の三大原則のひとつである私的自治の原則は、権利義務関係を成り立たせる根拠はそれぞれの意思であるとする法律行為(意思表示)の制度を前提とする。法律関係―法律要件―具体例―法律行為―意思表示―内容(意思表示の成立過程)
意思表示は、①動機②効果意思(内心的効果意思・真意)③表示意思(表示上の効果意思)④表示行為の4つの過程を経て成立する。法律関係―法律要件―具体例―法律行為―意思表示―内容(意思表示の成立過程)―②効果意思(内心的効果意思・真意・意思)
効果意思とは、一定の法律効果の発生を欲する意思をいい、内心的効果意思または真意ともいう。また、単に「意思」という場合には、通常、この効果意思を指す。法律関係―法律要件―具体例―法律行為―意思表示―内容(意思表示の成立過程)―③表示意思(表示上の効果意思)
表示意思とは、表示行為から推定される意思をいう。表示上の効果意思ともいう。効果意思については第三者にはわからないので、法律行為の効果は、効果意思ではなく、表示意思によって決定されるのが原則である(表示主義)。法律関係―法律要件―具体例―準法律行為
準法律行為とは 準法律行為の定義・意味・意義 準法律行為とは、当事者が欲した法律効果の内容とは異なっている(あるいは、そもそも法律効果の発生を欲していない)が、法律によって一定の法律効果の発生が認めら...法律関係―法律要件―具体例―準法律行為―催告
催告とは 催告の定義・意味・意義 催告とは、相手方に一定の行為を要求することをいいます。 催告の位置づけ・体系 準法律行為の一種 催告は、ある行為をして欲しい、という意思の通知です。 しかし、当たり前...法律関係―法律要件―分類―成立要件
成立要件とは 成立要件の定義・意味・意義 成立要件とは、(そもそも法律関係が成立するための要件である)法律行為(たとえば、契約)自体が成立するための要件をいいます。 したがって、成立要件を満たしていな...法律関係―法律要件―分類―有効要件
有効要件とは 有効要件の定義・意味・意義 有効要件とは、(成立要件を満たして成立した)法律行為(たとえば、契約)が、さらに有効となるための要件をいいます。 法律上、「有効」とは、法的保護に値する(=法...法律関係―法律要件―分類―効果帰属要件
効果帰属要件とは 効果帰属要件の定義・意味・意義 効果帰属要件とは、有効に成立した※法律行為(たとえば、契約)の効果が本人に確定的に帰属するための要件をいいます。 ※つまり、成立要件も有効要件も満たし...法律関係―法律要件―分類―効力発生要件
効力発生要件とは 効力発生要件の定義・意味・意義 効力発生要件とは、ある法律行為が法律効果を発生するために法律上特に要求されている要件をいいます。 効力発生要件の具体例 一般的な効力発生要件 一般的な...法律関係―法律要件―分類―対抗要件
対抗要件とは 対抗要件の定義・意味・意義 契約は、契約をした当事者間のみで効力を生じます。 たとえば、売主Bが買主Aに商品を売り渡す場合、当事者であるAB間で売買契約の効力が発生するための要件を成立要...法律関係―法律効果
法律効果とは 法律効果の定義・意味・意義 法律効果とは、一定の法律要件を満たすと発生する権利義務関係をいいます。 権利義務関係の発生は、正確に言えば(講学上は)、権利義務の発生・変更・消滅というかたち...法律関係―法律効果―債権債務(権利義務)―債権
債権とは 債権の定義・意味・意義 債務とは、債権者が債務者に対して一定の行為(これを給付といいます)を請求できる権利をいいます。 給付 法律上、「給付」とは、債務者の行為を意味します。 なお、法律...法律関係―法律効果―債権債務(権利義務)―債務
債務とは、債務者が債権者に対して一定の行為をすること(これを給付という)、あるいは、しないこと(不作為)を目的とする義務をいい、その代表例は金銭債務、すなわち、金銭の給付を目的とする債務である。
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