法律関係
法律関係とは
法律関係の定義・意味・意義―権利と義務の関係
法律関係とは、法律等によって規定されている権利(→債権)と義務(→債務)の関係をいいます。
つまり、法律関係を検討するとは、具体的には、ある人に、どのような権利があり、そして、どのような義務があるのか、ということを検討するということです。
権利の分類・種類・区分
私権
権利の中でも、民法を中心とする私法上の権利のことを私権といいます。
公権
これに対して、公法上の権利のことを公権といいます。
法律関係の構成内容―法律要件と法律効果(要件と効果)
法律関係においては、一定の事実(これを法律要件といいます)があれば、一定の権利義務関係(これを法律効果といいます)が発生するというかたちをとります。
つまり、法律の世界では一般に、「Aという一定の事実(法律要件)が存在するならば、Bという権利または義務(法律効果)が発生する」というかたちをとります。
ちなみに、裁判の役割は、法律要件の存否を当事者の主張・立証から確認し、その法律要件から発生する権利義務関係の存否を判断することです。
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