法律関係―法律要件―具体例―準法律行為
準法律行為とは
準法律行為の定義・意味・意義
準法律行為とは、当事者が欲した法律効果の内容とは異なっている(あるいは、そもそも法律効果の発生を欲していない)が、法律によって一定の法律効果の発生が認められている行為をいいます。
したがって、準法律行為は、当事者が欲したとおりの法律行為を生じさせるという法制度である法律行為(意思表示)とは区別されています。
準法律行為の位置づけ・体系
準法律行為も、法律行為と同様、法律要件の一つとして位置づけられます。
準法律行為の分類・種類・区分
準法律行為は、次の2つの種類に大別されます。
- 表現行為
- 非表現行為
準法律行為の具体例
表現行為
意思の通知
- 請求
- 催告
- 受領拒絶
観念の通知
非表現行為
無主物先占
事務管理
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