法律関係―法律要件―具体例―法律行為―意思表示
意思表示とは
意思表示の定義・意味・意義
意思表示(いしひょうじ)とは、一定の法律効果(権利義務関係)の発生を欲する意思を外部に表示することをいう。
参考:有斐閣『法律学小辞典』
意思表示の位置づけ・体系
法律行為の要素
人が意思表示によって法律効果を発生させる行為を法律行為という。
法律の世界(法学)では、意思表示を要素とする法律行為による法律関係(権利義務の関係)の形成を中心にして規定されている。
意思表示の趣旨・目的・機能・役割
私的自治の原則の前提
近代私法の三大原則のひとつである私的自治の原則は、権利義務関係を成り立たせる根拠はそれぞれの意思であるとする法律行為(意思表示)の制度を前提としている。
意思表示の範囲・具体例
意思表示に含まれないもの(該当しないもの)
準法律行為
法律行為(意思表示)の制度は当事者が欲したとおりの法律効果を生じさせるという法制度である。
したがって、ある表現行為が、法律により、一定の法律効果の発生が認められているものの、その内容が当事者が欲した内容とは異なっている場合には、それは意思表示ではない。
これを準法律行為という。
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